ご挨拶
中性子との反応断面積の大きいホウ素に中性子を照射し、近傍にある癌細胞を選択的に殺傷するホウ素中性子捕捉療法(BNCT)は数μm級範囲での高い局所的な癌細胞自滅効果が期待されることから、がん組織へのターゲッティングが課題となっています。
BNCTで効果的に治療効果を上げるには、ホウ素がいかに選択的に癌細胞に取り込まれるかにあり、臓器の切除不能な箇所に発生した腫瘍巣において、臓器へのダメージを極力抑えて、癌細胞を選択的に殺傷することにより、外科的処置で切除不能な腫瘍への適応が期待されています。
中性子は人体において7~8cm程度の深さにしか到達しないため、癌細胞へのホウ素の取り込み効率が高ければ高いほど、適用できる癌腫及び臓器の拡大が望め、BNCTによる癌治療効果の向上も期待されます。
当社はホウ素中性子捕捉療法に適用し得る、短時間で腫瘍組織を選択的ないし局所的に標的化できる集積性ホウ素薬剤の開発を目指しています。
代表取締役社長
後藤 年宏
会社概要
名称 |
株式会社 H&E Chemistry H&E Chemistry Co.Ltd. |
設立 | 2020年11月16日 |
住所 |
〒133-0052 東京都江戸川区東小岩 3-16-3 |
代表 取締役社長 |
後藤 年宏 |
TEL | 070-1264-6040 |
info@h-e.jp | |
事業内容 |
1)ホウ素中性子捕捉療法に用いる化合物量産化のための企画立案 2)ホウ素中性子捕捉療法に用いる化合物の製造および販売 |
その他 | 弘前大学発ベンチャー認定 第8号 |